飛距離アップのための5つの方法を紹介します。


その前に、「飛ばしの三原則」をご存知でしょうか?


1、低スピン
2、初速アップ
3、高打ち出し

です。



飛距離アップに必要な3つのポイント
という人もいます。


バックスピン量を少なくし、
ボールをスイートスポット(芯)で捉え、
ヘッドスピードをアップさせ、
ボールを当てる角度を最適にする。


そうすれば、必然と飛距離はアップします。
この「飛ばしの三原則」を、飛躍的にアップさせてくれる
5つの方法をこれから紹介します。

一、ボール選び。

100切ったり切らなかったりする程度の実力で、
タイトリストの「PRO V1」などを使っていないでしょうか?


このボールを使うのは、
元々ヘッドスピードが速く飛距離が出る方、


シングルの腕前で、飛距離よりもアプローチ時の
スピン量やコントロールを重視する方などに適したボールです。


ボールには、スピン系ディスタンス系
最近ではその中間も出てきましたが、
大きく分けて2種類のボールがあります。


先ほど例に出したタイトリストの「PRO V1」はスピン系ですが、
同じタイトリストでも「VG3」はディスタンス系になります。


「ということは、ディスタンス系の方が飛ぶんだね」
と思うかもしれませんが、そうでもありません。


ヘッドスピードが遅い方はディスタンス系がいいかもしれませんが、
スリクソンの「Z-STAR」はスピン系なのに飛びます。


私事で恐縮ですが、ヘッドスピード41~42m/sくらいの私は、
「PRO V1」だと240ヤード飛びませんでしたが、
「Z-STAR」は250ヤード以上コンスタントに飛びました。


でも、スイングがカット打ちで、スライスが多い人は、
ディスタンス系がいいかなと思います。


ですので、「このボールが一番飛びます!」とは言えず、
人それぞれスイングやヘッドスピードが違うので、
「自分に合うボールを見つけてください」としか言えないわけです。


基本的に飛ばしにこだわるなら、
ディスタンス系のボールを使うのがいいかなとは思います。


クラブと同様に、ボール選びも人それぞれですから、
いろんなボールを試してみてください。


スポーツ用品店などには「ロストボール」が売ってますから、
比較的安くいろいろなボールを試すことができると思います。

二、クラブの長尺化。

高反発は禁止になってしまったので、
ヘッドスピードのアップによる、打ち出し初速アップです。


長尺が飛ぶというのは、誰もが知っていると思いますが、
使おうとまではなかなか思わないのではないでしょうか?


しかしよく考えてください。
以前、43インチが主流だったころ、
45インチが長尺とされていました。


しかし45インチを今では誰もが普通に使っています。


しかもアマチュアゴルファーには長くて打ちにくいというよりも、
メリットの方が多いんです。


長尺は自然に良い軌道を作ってくれます。
インパクトでヘッドの先に当たりづらいので、
チーピン(打ってすぐに左に曲がってしまうフックボール)
も出づらくなります。


長い分、クラブを外から入りづらいので、
スライスも出にくくなります。

三、クラブヘッドの大型化。

最近のクラブは、ほとんどのモデルが460cc級のものが
多くなっています。


クラブヘッドが大きいので、シャフトが短く感じてしまいますから、
長尺にしてもほとんど違和感がありません。


メーカーによっては460ccよりも
大きく感じるような設計になっているものもあります。


普通のものでは不安という方は
大きいヘッドのものを選ぶことをオススメします。

四、高打ち出し。

初速アップ、低スピンをクリアしたら、あとは高打ち出しです。


簡単にいうと高ロフトです。


人によって合うロフトは違いますが、
比較的きついロフト使っている人がかなり多いようです。


キャリーがでなければ飛距離は伸びません。


スイングの速いプロの選手ですら、
8.5度、9.5度を必死で打っているのに、


私々アマチュアが同じようなもので打って
上手くいくはずがありません。


ロフトがあると、上がり過ぎになってしまいそうですが、
それ程心配はいりません。


ヘッドやボールの性能向上により、
かなり低スピンが実現しているので
高い強いボールが飛んでいくことと思います。

五、グリップを太くする。

四までで十分飛距離はアップすると思いますが、
それでも不安があるという方には最適です。


ヘッドが大きいのに手元が細いと安定感が無く、
寂しいものがありますよね。


グリップを太くする方法としては、
テープを重ねて巻いたり、


太いグリップを使用するかになります。


太いグリップのモデルが各社出てますので、
試してみてください。