飛距離アップにテンポは必要でしょうか?


答えはイエスです。


全ショットに共通する部分ですが、
一般的にスコアが100から130ぐらいの人のスイングは
テンポがかなり遅いようです。


大体、始動からインパクトまでが
約1.5秒くらいの人が多いようです。


プロや上級者の方と比べても、圧倒的に遅いです。


プロはだいたい平均で約1秒ぐらいです。


タイガーウッズは約1.05秒
アニカソレンスタムは約0.95秒
ベンホーガンは約0.93秒


他にもジャック二クラス、アーノルドパーマーなどの名選手も
1秒を切っています。


あのゆったり振っているように見える
アーニーエルスでも約1.1秒位だそうです。


つまり、うまい人はいつも同じ軌道で無駄がないので
結果そういった速いテンポになるということです。


逆にアマチュアは、時間をかけすぎることによって、
軌道がみだれ、無駄な動きをしてしまいます。


またテンポを数値で認識することにより
その人の動き自体もわかってしまいます。


一見、ひ弱そうな人でも、飛ばせる人はテンポが速いです。


それは下半身主導である事も証明しています。


逆に、初心者の方や、
力があるのに飛ばない人は、
上半身で振っている傾向、つまり手打ちです。


上半身だけだとリズムが悪くなり、テンポが遅くなります。


スイングが悪いからリズムが悪くなって、
テンポが遅くなるのではなく、
テンポを速くすることによりリズムが出て、スイングが良くなる。


あなたも一度、実際に計ってみましょう。
大体でいいです。誰かに計ってもらいましょう。


約1.2秒ぐらいで収まればOKです。


それでもなかなかテンポが上がらない人は
次のいずれかの理由があげられます。


1. 右肘がバックスイング時、体から大きく離れている。
2. 極端なアウトサイドインの軌道になっている。
3. オーバースイングである。
4. トップでシャフトがクロスしている。
5. 切り返しを意識しすぎている。



以上のことを意識して練習してみてください。


テンポ良く振れるようになれば、
遠心力を利用でき、
スイングのスピードもアップするはずです。