いつも桑田泉ティーチングプロが言っていることを、
女子プロゴルファー・福嶋浩子も同じことを言っていました。
手打ちで飛距離アップ出来るわけないだろ!
と思っている方もまだまだ多いと思います。
しかし、体全体を使って飛距離を出そうとするよりも、
手打ち気味に打つ方が飛距離がアップします。
例えとして、相応しいかどうかわかりませんが、
こんな事を聞いたことがないでしょうか?
湖に浮かぶ一隻のボートに乗っています。
漕ぐためのオールはありません。
その代わり、大きな石がボートの中にいくつもあります。
この設定で、ボートを動かすにはどうしたら良いか?
正解は、
進めたい方向と反対方向に石を投げれば良い
というクイズがテレビでやっていました。
つまり、ボートに乗っている人間が、
大きな石を投げる時に「エイ!」っと力を入れると、
その反動でボートが石を投げた方向と反対方向に力が加わり進むということです。
ゴルフに例えてみましょう。
アドレス時の地面がボートの上だとしましょう。
ボールを打ちます。
打った方向と反対方向に力が加わります。
しかし、今回はボートではなく地面です。
湖に浮かぶボートであれば、打球と反対方向に進みますが、
地面では進みません。
その力はどこに行くのか?
そうです。足にかかります。
その足にかかる力を、踏ん張って受け止めるので、
ボールの飛距離アップにつながります。
ですので、体ごとブーン!と振るよりも、
しっかり体を足で踏ん張り、
手打ち気味にした方が、飛ぶのです。
プロのインパクトの写真を雑誌等でご覧になってみてください。
体重は左足に乗せているものの、
下半身で踏ん張っているので、
頭、上半身はしっかり残したまま、
腕だけ放り出されていますよね。
わかりやすいのがこの人!
2012年賞金王・藤田寛之プロです。
もし、体全体を使って飛ばそうと考えている方は、
手打ちを練習してみてはいかがでしょうか?
軽く振っても飛ぶようになるかもしれません。