2017年5月14日付の世界ランキングで、松山英樹が日本人初の3位に上がった。
今までは1987年の中島常幸と松山英樹本人の4位が日本人最高位。ちなみに尾崎将司が最高5位、青木功が最高8位だった。
世界ランキング1位はダスティン・ジョンソン、2位はローリー・マキロイで、マキロイと松山のポイント差は0.803ポイントとなっているため、今後の成績で2位も有り得る状況となった。
今回はその松山英樹のスイング解説を、芹沢信雄プロと深堀圭一郎プロが解説している動画があるのでご覧ください。
芹沢信雄プロのスイング解説
ドライバーのボール位置が、「左足かかと線上」が一般的ですが松山選手はボール2個くらい中でしょうか。
しかも腰が30度くらいしかひねられていないのに、肩は90度回っているという、この捻転差が飛距離を生む源になっているようです。
これだけ体をひねって尚且つトップで一瞬止まるんですから40過ぎのおっさんでは真似するのは無理ってもんです。
体幹が強いのでこれだけ振ってもフィニッシュまでブレない。素晴らしいスイングですね。
アマチュアでフィニッシュの後グラつくのは、体幹が弱いか自分の体幹以上に強く振り過ぎているかのどちらかなので、フィニッシュでグラつかないスイングを心がけてみて下さい。
一番真似して欲しいポイントは、軸を安定させること。軸が安定すればスイングプレーンも一定になりブレが少なくミート率が上がります。
松山選手ほどの捻転は無理でも、軸を意識してスイングすればミート率が上がりドライバーの飛距離が安定します。
「ミスショットして200ヤード飛ばないこともあるが、当たったら250ヤード行くよ!」というよりも、安定して230~240ヤード飛ばせた方がスコアも安定しますからね。
深堀圭一郎プロのスイング解説
こちらも同じように軸、スイングプレーンが安定しているという解説が印象的です。
3分半過ぎにも言っていますが、アドレスは真似しやすいので、つま先体重でもなくカカト体重でもない真ん中に体重を乗せた状態のアドレスをしっかり作ることが重要です。
数回ジャンプして着地した時がつま先でもカカトでもない真ん中の体重だということなので、どっちかわからない方はジャンプして確認してみて下さい。